脂質の摂りすぎが肥満の原因では?と考えられていた時期があります。
アメリカで肥満が社会問題となり、国を挙げて1971年から2000年までの30年間で脂質の摂取量を制限させていました。
しかし、この30年間でなんと肥満は倍増してしまいました。1971年に肥満率が14.5%だったのが2000年には30.9%に達しています。
脂質を減らして肥満を減らすどころか、むしろふやしてしまう結果となりました。
実は、この期間に脂質を減らす一方で、増えていたのが糖質だったのです。
そのため現在では、肥満の原因は脂質の過剰な摂取ではなく、糖質の過剰な摂取ではないかとかんがえられているのです。
事実、医学研究では糖質を減らした食事によって肥満解消に効果があると証明されています。
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